チートしてるだろ、お前w
の第二段です。
大戦中の急降下爆撃機と言えば、米軍のヘルダイバー、日本の九九式艦爆がありますが、ドイツにもJu-87というのがありまして、その乗り手がヤベェのです。
ハンス・ウルリッヒ・ルーデル
(急降下)爆撃機の乗り手なのに、何故か(敵機を多数落とさないともらえない)エースの称号を持ってたりする人です。破壊した戦車の数は多分世界一。
古代のチャリオットも戦車とカウントしたとして、また今後の「人類」の歴史でも、多分この数はやぶれないと思う。
・「何度も乗機を撃墜され、捕虜になりかけた(当時彼の首にはソ連軍によって賞金が懸けられていた)」
・「出来る限り休暇を減らして出撃回数を増やすよう上司に嘆願し、そのために書類を偽造した」
・「撃墜されて満身創痍で基地に帰ったのに、そのまま再出撃しようとしたりした」
wikipediaからの抜粋ですが、コレだけだと何がすごいか分かりませんね。
ハンス・ウルリッヒ・ルーデル(Hans-Ulrich Rudel、 1916年7月2日 - 1982年12月18日)は、第二次世界大戦の際に活躍したドイツ軍人にして、ソ連人民最大の敵であり、スツーカの悪魔にして絢爛舞踏、そして地上に舞い降りた魔王である。
朝起きて出撃して朝飯食って牛乳飲んで出撃して昼飯食って牛乳飲んで出撃して夜飯食って牛乳飲んで出撃してシャワー浴びて寝るという毎日を送ってたら、いつのまにか戦車519台を撃破し、世界最強の戦車撃破王になっていた。
なお航空機撃墜数も9機なので、れっきとしたエースである。間違いなく彼のスコアは世界記録であり今後絶対に更新されることは無いだろう。
※スツーカ = Ju-87 = ユンカース Ju-87 スツーカ のこと
総合戦績
出撃回数2530回
被撃墜回数30回
戦闘による負傷5回
ソ連軍によってかけられた賞金10万ルーブル
(因みに1940年当時のソ連の労働者の平均年収は600ルーブルほど 600ルーブル=300万円と換算すれば5億円!)
〈戦果〉
戦車519輌
装甲車・トラック800台以上
火砲(100mm口径以上)150門以上
装甲列車4両
戦艦1隻撃沈(ガングート級戦艦マラート)
巡洋艦1隻
駆逐艦1隻
上陸用舟艇70隻以上
航空機9機(戦闘機2、爆撃機5、その他2。9機のうち2機はIl-2であったとする資料もある)
すごいよルーデルさん!!
飛行中敵の対空砲で撃たれ片足が吹っ飛んでしまったとき、後部機銃手にして相棒のガーデルマンに足が無くなってしまったと言ったら「そんなことはないでしょう。足が吹っ飛んだら、話なんかしていられるもんですか」と言われた。確かによくそんな状態で話していられたな……。
対空砲に撃たれて片足を失い病院送りになった際、珍しく咽び泣く。さすがに片足になったら辛いのだろうと見舞い客が慰めの言葉をかけると、「足はまだ一本残っているからどうでも良い。ソ連の戦車をしばらく撃破出来ないのが悔しい」という事だった。「しばらく」とか言ってる辺り、本人はこの時点でもう既に前線復帰する気マンマンじゃねえか。とにかくソ連が嫌いで嫌いで嫌いで嫌いで嫌いで仕方なかったらしい。何か恨みでもあったのか。あったと云えばあったであろう、赤いクソッタレ共に片足を吹飛ばされたんだから・・・
で、それが余りにも悔しかった為か、義足で復帰したルーデルは休暇中も書類を偽造して出撃し、病院送りになっても病室を抜け出してまで出撃し、やっぱり相変わらずソ連戦車部隊に急降下爆撃を仕掛け続けたという。ちなみにその後、この無断出撃が発覚してルーデルは軍医に怒られるのだが、その発覚した理由というのが本人曰く誰が破壊したのかわからない戦車が多過ぎた為であった。自重しろルーデル。
ある日、対空砲によって撃墜され、後席に座っていたガーデルマン共々重傷を負ったルーデル。ところが彼は自力で陣地へと復帰。先に救出され治療を受けていたガーデルマンを見つけるや否や「休んでいる暇はないぞガーデルマン、出撃だ!!」と言って彼を引っ張って戦場に向かったという。がんばれガーデルマン。ルーデルは自重しろ。
そうして積み重ねたルーデルの戦果が余りにも凄すぎた為、アドルフ・ヒットラーも次々に勲章を贈与していたのだが、とうとう彼に見合う勲章が尽きてしまった。そこで遂にルーデルの為だけに最高位勲章を新設することになり、黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士鉄十字勲章なるとんでもない勲章を受け取った。これを受賞したのは全独逸兵士中、ルーデルのみである。あんたは一体何処の誰が考えた最強主人公なのかと。
なおこの勲章は、ルーデルに続く新たなる英雄が現れることを願い、円卓の騎士に準えて合計12個作られたのだが、こんな奴が12人もいてたまるか。
ある日突然、ドイツに12人ものルーデルがきたらどうしますか?それも……とびっきり強くて、とびっきりタフで、とびっきり無敵で、とびっきりの爆撃機乗り。しかも、そのうえ……彼らはみんなみんな、とびっきり!ソ連のアカが大嫌いなんです……ってやかましいわ!
そんなルーデルが戦死する事を恐れたのか、我らが総統閣下は再三にわたって「もう飛行勤務しなくて良いって! もうちょっとお前地上勤務しとけって!」と言っていたのだが、その悉くを拒否。前述の勲章を授与された際「もう二度と私に地上勤務をしろと言わないのならば、その勲章を受け取りましょう」と言い放ったという。ほんっとルーデル自重しろ。
総統閣下がハルトマンに勲章を授けるときに「君達やルーデルのような者が、もっと大勢居ればなぁ」等とぼやいていた。スコアから考えてもルーデル閣下やハルトマンは存在自体が戦略兵器です。本当にありがとうございました。というか、10人も居れば真面目に戦略に影響出るよ! 一人で300機とか500両だから、10人いれば3000から5000は固いね!
ある日のルーデル(生涯最大のピンチ編)
魔王ルーデル様と2番目の相棒ヘンシェル。まるで、本当の兄弟のように見える。部下の乗ったスツーカが被弾して不時着したため、彼らを救うべくルーデルもスツーカを戦場に着陸させる。
不時着した部下二人とは首尾よく合流できたものの、いざ飛び立とうという段になってスツーカが突然のエンスト。4人は敵地に取り残されてしまった。一番近い味方の陣地までは約40キロ、ルーデル大ピンチ!
機銃手のヘンシェルが「ソ連軍に捕まるくらいなら川に飛び込もうよ!」と言うので幅600ヤード、水温4℃の河を泳いで渡る。ルーデルと部下二人はどうにか泳ぎきったものの、ヘンシェルは真っ先に沈む。
味方のルーマニア兵だと思って話しかけたソ連兵からSMGの銃撃を受ける。肩に一発食らうが他の弾は全てかわす。そのまま走って離脱。だが救出した部下二人ともここではぐれてしまう。
軍用犬まで出して数百人体制での捜索が始まるが、スネークばりのスニーキング技術で回避。
民家発見。窓から侵入しようとしたら、住人に見つかって怒られる。
謝ってドアから入りなおしたルーデルは、住人の老夫婦と意気投合。老夫婦と同じベッドで川の字に就寝し、次の日に礼を述べて立ち去った。
その後、約40キロを二日で踏破して味方陣地にたどり着く。全身負傷、服はぼろぼろ、泥まみれ血まみれのルーデルは、最初味方兵士にすらドイツ軍士官だと信じてもらえなかったという。無論、すぐさま帰還し入院せよとの命令が下った。
無論速攻で無視した。理由は「帰国する気持ちになれない」。
翌々日、中隊はルーマニアのヤッシーへ移動。その際ルーデルのためにと、ワザワザ後方から軍医が派遣されてきた。無論これも無視して他の隊員とともに前線へ。彼曰く、「肩の傷など問題とせず、私は敵攻撃に向かうつもりだ」(※原文ママ)
しかもヤッシーに着いて早々(つまり帰還してから二、三日後)、怪我して体中ボロボロな状態でバルチにいた強力な敵装甲部隊を爆撃してこれを文字通り殲滅し、 一日目で17台、二日目で9台の合計26台の戦車を破壊している。
当時の戦況や部隊編成などから考えて、遭遇した機甲部隊の総兵力が100台以下なのは間違いない。即ちルーデル一人で少なくとも四分の一を撃破した計算になる。
その際の言葉、「最後の出撃のときは、目を皿のようにしなければならなかった」(※原文マm) 、「どこにも戦車の姿は見えない」(※原文m) 、翌朝の明け方の偵察では、「すべてが静かに、まるで死んだように見える」(※g)
いいからもうあんた休めよ
なおこの事件が元で、ルーデルには「味方飛行場以外での着陸を禁ずる」という前代未聞の命令が下された。
そのため、後日不時着した友軍パイロットを発見した際には、降下→そのまま地表を滑走→救助、乗載→再離陸、という流れで、一応「着陸はすることなく」救助を達成している。ルーデル本人はうまくトンチで出し抜いてやったと自賛していたことであろうが、ただし、これが人外ではない普通のパイロットにとっては、敵地着陸などとは比較にならないほど危険な変態機動であったことは言うまでもない。
ある日のルーデル(新型戦車編)
ブダペストにて新型のソ連軍戦車らしき物を発見したが「イワンめ、また新型を作りおったか」と即座に破壊した。ちなみにルーデルによればこの日はイワンにとって最悪の日であったそうだが、果たしてルーデルの出撃した日でそうでない日があったのか非常に疑わしい。
で、この時破壊した新型戦車の残骸を確認しようと舞い戻ったら高射砲の攻撃を受け被弾。ルーデル自身も負傷したがなんかこう始め左足が刺すように痛かったのがだんだんと恍惚感に変わってきたそうである。ルーデルが「ブダペストまで持つかな?」と言ったのに対して「大丈夫ですよ」とさらりと返した辺りこの時既にガーデルマンも色々と染まりつつあったと思われる。
さらに医者に「退院まで6週間かかる」と言われたそうであるが、入院8日目にソ連軍が迫りつつある事を知ると「よし行こう! すぐ退院だ!」と病院を飛び出してしまった。このとき医者は力無く首を振っていたそうである。当たり前だ。
ある日のルーデル(捕虜収容所編)
投降したルーデルは連合軍からさまざまな尋問を受けるのだが、最もしつこく質問されたのは彼の乗機にはどんなカスタムが施されていたかについてだった。なにしろドイツの科学技術は世界一ィィィィィィであり、ルーデルは高射砲に落とされたことはあっても戦闘機に撃墜されたことは一度もないのだから当然である。回避性能を増すためにさぞかし凄まじい魔改造をしたに違いない……とワクテカする連合軍将校に、ルーデルは短くこう答えた。
「戦車の装甲をぶち抜けるよう、37mm対戦車機関砲を外付けしてもらった」
なんと、当時の平均的な戦闘機の半分程度しかないスツーカの速力とか機動力とかはそのまんま、いやむしろバランスが悪くなるため、通常のスツーカよりもさらに性能が低下していたのだ。そんなんで戦闘機に狙われて生き延びれるわけねぇだろゴラァ! と逆切れする連合軍将校に、ルーデルはこともなげにこう言ったという。
「そんなに不思議なのかね? 私にはこれという秘訣は無かったのだが……」
人外にアドバイスを求めても、普通の人間の参考にはならないという良い見本である。
実際、ああ何度も撃墜されたり(30回撃墜されたとも。無論そのたびにしっかり味方の基地へ還ってきた)無茶をやらかしたりするような人の機体をカスタマイズする余裕なんて無いだろ常考。
その後のルーデル(戦後編)
仲睦まじいルーデル夫妻。間に出来た子供の一人は砲丸投げの選手をやっていると言う。終戦後は南米に脱出。独裁者と友人になったりしながら実業家として過ごし、20歳年下の嫁さんを貰った。即ち15歳である。このロリコンめ!
実はこの15歳の嫁さん、現地の南米で捕まえた訳ではない。まだルーデルがドイツで猛威を振るっていた時にはもう既に、なんと当時5歳だった彼女と入籍をすませてあったのだ!流石ルーデル!俺達に出来ない事を(ry)本人は式も挙げたかったようだが、それは適わず彼女が15歳になった時、改めて式を挙げたようだ……本当に自重しろルーデル。
ルーデルが負傷して入院した際も付き添っており、ルーデルの見舞いに来た人間は、皆複雑な目で彼女を見ていたらしい……当たり前だ!!
そしてフェアチャイルド社に頼まれてA-10神の召喚に尽力。新たなる空の魔王をこの世に生み出した。なおこのA-10。ルーデルの発案で「速度は遅くとも良いから何発撃たれても落ちず戦車を一発で吹っ飛ばせる」代物になった。お陰で米軍歩兵からは大絶賛される傑作機となり、ルーデルが近代戦でも間違いなく最強である事を証明した。
『急降下爆撃』を始めとする自伝を執筆。「ローマ教会が脱出に手を貸してくれて助かった」だの「ナチスの戦争は正しかった」だのと戦時中ナチ党員でもなかったのに空気を読まない発言を繰り返し、色々な人の肝を冷やさせた。
のみならずドイツ軍に招かれて公演を行った際、上記のことを堂々と力説。結果としてルーデルを招いた二人の軍人が責任を取るため退役に追い込まれた。ほんと自重しろルーデル。
未だ各地で戦犯として拘束されている戦友を救出し、或いは逃走を続けている彼らへの支援を行うべく『ルデル・クラブ』を結成。まっとうなドイツ軍人支援組織だったものの、欧米で執筆された多くの冒険小説では「ナチス残党が結成した謎の秘密結社」扱いであり、更にルーデルはその恐るべき首領扱いだったが、まあ、やらかしていた事を考えれば無理も無い話である。自重しないとこうなります。
また義足でありながら登山にも精を出す。アンデス山脈の最高峰の一つ、ユヤイヤコ(6,900m)にも挑むが、その際に友人であるノイベルトが滑落し、死亡。一旦下山して死体を捜索、発見したルーデルは、唖然とするガイドたちをよそに友人の亡骸を担いで再度山を登り始めた。で、数時間後に帰還しての第一声が「これからノイベルトはずっと、この山の頂で眠るんだ」 って登頂なさったんですかルーデルさん。……友人思いではあったらしい。
1982年に死去。その葬儀の際、西ドイツ空軍機2機が(筋金入りのナチスシンパで知られる彼のために)追悼飛行を行い、ナチス式の敬礼をする元軍人やら、元ナチス党員やら、ネオナチやらが参列し、戦時中の国歌やら軍歌やらが盛大に流され、またまた大問題に発展する。死んだ後くらいは自重してくださいルーデルさん。
↑すごいところを強調しようかとおもったら、全部が凄すぎてるので挫折。
ジョークかと思うだろ・・・。事実らしいぜ・・・これ。。。
あの「アンサイクロペディア」(別名:バ科辞典・嘘八百辞典・ジョーク辞典)ですらルーデルさんのページに
と書かれてしまう始末。
ルーデルのスコアは大嘘です
ちなみにエースパイロットの「公式戦果」なるものは、多くの場合正確でないことが多い。本人や仲間が撃墜数を過大に報告したり、司令部が戦意高揚のためエースの活躍を誇張して宣伝したりするからである。たとえば史上最大の撃墜王であるハルトマンも、じつは疑わしいスコアがかなり多かったりする。
ルーデルの「戦果」もまた、正確性に欠けている。なぜなら彼は前述のように病院を脱走して前線にまぎれ込み、誰が壊したのかわからない戦車を大量生産したり、同僚や部下が休暇をもらえるようマイレージの如く自分のスコアを譲ってあげたり、逆に自身が戦場に留まり続けるために自分のスコアを過小に報告するなど、何度も粉飾を繰り返していたからだ。
というわけで、上のルーデルの公式戦果は大嘘です。デタラメです。状況や人々の証言からより精度の高い数を挙げれば…
戦車:800輌以上
装甲車・トラック:1000台以上
火砲(100mm口径以上)180門以上
装甲列車:6両以上
あれ、増えた・・・。
何コレwww超ヤバイwwwwwww
この場合のヤバイはガソリン価格とかで使う「ヤバイ」ではなく、「宇宙ヤバイ」のそれに相当します。日本語って便利www
ちなみに、仮想戦記小説を書くときに、「ヘイヘとルーデルは禁止」という暗黙の掟がございます。
いくら小説だからといって、超人的な能力者をだすとつまらなくなるという意味なんですが、ほんっっっっっとうに、事実は小説より奇なりなんですねぇ。
確かに小説にこういうチートがでてくると興ざめ(マンガはOKかも。例・ドラゴンボールとか)。
まあとにかくルーデルさんはスゴイです。
↓「wikipedia」からの抜粋